ヤミタイ通信3ヤミタイ通信3
群盲象を評す
最近、金融危機を伝える情報サイトで、この比喩を「論ずる対象が同じであっても、その印象も評価も人それぞれに異なる」と言う意味や「僅か一部分を取り上げたところで、その事象の全てが分かる訳ではない」と言う意味で、よく目にするようになった。どんな話かというと・・・
鏡面王は言った、「すぐに、象の所へ連れて行ってやれ」、家臣が王の命を受け、この盲人達を象の元に連れて行き手を引いて、盲人に示した。
中には、足を触る者、尾を持つ者、尾の根本を持つ者、腹を触る者、脇腹を触る者、背を触る者、耳を触る者、頭を触る者、牙を触る者、鼻を触る者がいた。
盲人達は象について、各々の見解を争い、自分は正しく他の者は間違っていると収拾がつかなくなった。
家臣は王のもとに連れて帰った。王は、「お前達は象を見たことがあるか」と聞いたが、見たことはないと答えた。王は「象とはどういうものだ」と聞いた。
足を触った者は「大王様、象とは立派な柱のようなものです」と答えた、
尾を持った者は箒のよう、尾の根本を持った者は杖のよう、
腹を触った者は太鼓のよう、
脇腹を触った者は壁のよう、
背を触った者は背の高い机のよう、
耳を触った者は団扇のよう、
頭を触った者は何か大きなかたまり、
牙を触った者は何か角のようなもの、
鼻を触った者は「大王様、象とは太い綱のようなものです」
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