漢詩 自然詩 故郷大江町小原田の朝靄
中国は東晋の詩人陶淵明の作に、秦の乱を逃れた人々が山深き仙境に移住み、その子孫が暮らす平和で裕福な桃の花咲く理想郷、武陵源の桃源郷を描いた、「桃花源記」が有りますが、私達の故郷にも平家の落人が移り住んだと伝えられる青山渓谷に抱かれた弧村が有ります。昨年私は中国福建省に在る客家土楼(土をつき固めて作った共同住宅)の仙境を尋ねました。この村もやはり秦の時代以降北から攻め入る北方民族による戦乱を逃れて黄河流域の漢族が移り住んだ村と伝えられています。訪れたときは、春の真っ盛り、山は何処までも新緑で渓谷の水は清く、円形の土楼が周囲の青さに映えて素晴らしい景色でした。今春、今は過疎の村となりました故郷大江町の北原、小原田、橋谷など「日本の故郷の原形」の様な美しい景色の山村を訪れ、陶淵明の「桃源郷」を想いながら漢詩を一首作りました。
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