179号:◆うつ病・アルコール依存からの回復!復職実録《いやな夢》ボクは寝ながら涙を流していた。
悪い夢をみていたんだ。
午前3時のことだった。
省のおでこに手を触れる。まだ39℃くらいの熱を持っている。
ボクは悲しくても涙を流さない。
悲しみをこらえて、こらえて、こらえて、歯をくいしばって
こらえて、限界を超えたとき、涙が自然とあふれ出てくるんだ。
省也にまだ高熱があることは、ボクには耐え難い事だった。
省也と弟の健吾が、インフルエンザで死んでしまう夢だった。
その夢に耐え切れずに、涙を流したのだろう。
そうして今、枕に顔を押し付けて歯を食いしばっている。
夢なのか現実なのかわからない。
枕のなかで涙が自然とあふれでてくる。
もし2人が逝ってしまったら、ボクの生きる意味はなんだろう。
そのときはボクも一緒に逝こう。
そんなことを考えるボクは、やはり悲観的な人間なのか。
病気の脳がそう考えさせているのか。
平成20年12月16日のことだった。
こんな考え方のボクが、ボクは嫌いだ
つづく
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