劇団四季の「鹿鳴館」を観て

芝居を観るのは結構好きです。
見る本数は年に1、2作品なのでたいしたこと
ないし、観るのは最近は劇団四季ばっかりです。
だからあんまりえらそうなことはいえないけど、
これでも学生時代に芝居をすこしかじったことが
あるので、多少は分かっているつもり。
同じサークルの二学年下の後輩にミュージカル
中心に活躍し、NHKのドラマにも主演したことのある
男優がいるくらいなので。(ちょっと自慢)

さて、今回は三島由紀夫原作の「鹿鳴館」を観て
来ました。
四季にしてはストレートプレイをやるのは珍しいなと
思ったら、もともとはストレートプレイをやる劇団として
スタートしたのですね。ミュージカル路線は80年代に
入ってからとか。
それはともかく「鹿鳴館」。原作は事前に読んでおきました。
極力、効果は排除して、演技で見せる演出であり、
よい作品になっていたと思います。中でも影山伯爵役の
日下武史はさすが、という演技でした。主演の朝子は
自分のエゴのためにさしでがましくでしゃばってしまった
がために、かえって影山の策略にはまってしまい、
思いもよらない皮肉な結末をむかえてしまう訳です。
この策略家、しかしながら嫉妬に突き動かされてしまった
伯爵をすごくよく演じていました。
ラストの影山と朝子のせりふの応酬はやや抽象的なので
原作で予習しておいたほうがいいと思います。

カーテンコールのところで2回目に幕があいたときには
三島由紀夫の写真パネルが釣り下がっていたところは
仕掛けてるなあって思いました。

文化・芸術 | 書籍・雑誌
2006/08/22




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