ETS術後2日目昨日は日がな一日、脇の下と背中(胸)の痛みでどうにも自由が利かず、ただ時間の過ぎゆくのをじっと待つような土曜日だった。
なるべく咳をしないように。大きな声を出さないように(ちびたちを目の前にして、これは難だった)。笑わないように(これも同じく)。両腕を少しでも上げて脇が空くと(肘を軸にした可動範囲なら問題なし)、傷口が引き連れて痛いので、脇の下にボールを挟んで歩いているみたいな、ペンギン見たいな妙な歩き方で過ごす。歩行の振動も響いていたいので、すり足で。あほみたいだ。
今回の手術への決意とか、術前の緊張、術後の苦痛、そういうこと全般に「鈍」なオットは、特に入院前には病気にも手術にも関心を示さず、退院後も心配やら労いもなく。
まあ、そこが彼のいいところでもあるわけだが、あまりに「意識スルー」な振る舞いに、若干切れてしまった私。そして訳のわからない(見当がつかない)怒りに、逆切れしたオット。
昨日の夜は、広くない家のなかで、しばしの間冷たい火花が散って、チビたちは(いつものように茶化した仲裁をすることすらなく)自分たちのコーナーに退散して、災禍が過ぎゆくのを待っていた。寝る時も無言のまま、「痛いから(無神経にベッドを)揺らして床に着くんじゃねぇ」「そんなに痛ぇなら、あっちでてめえ独りで寝やがれ」みたいな、寒々しくも程度の低い空気のなか消灯した。
体を完全にフラットにして眠ると、肺の痛みが強まる(一所懸命呼吸しないと苦しい)感じがするので、上体をかなり起こした感じになるように、クッションをたくさん並べ重ねて眠る。ムスメが乳児のころ、ぜんそく発作を起こすと仰臥していられなくて、ベッドの上にちょこんと座って、肩で息をしていたことを思い出す。大人でもこれだけ苦痛を感じるのだから、あんなに小さいからだで、苦しかっただろうな、と思いながら眠る。
今朝はだいぶ痛みが軽快していた。まだ、胸は痛いけれど、肩甲骨の間のいやな痛みはかなりよくなっていた。起きぬけは痰がらみの咳がでるのだけれど、昨日よりだいぶまし。
脇の下は熱を持っているけれど、良腕を肩と水平になるくらいまでは持ち上げられるようにはなっていた。ただし、重いものを持とうとすると痛い。肩より上に腕を上げようとすると、やはり脇の下が引きつれて痛い。髪の毛を洗おうと思ったが、顔を洗うので精いっぱいだった。
今日わかったこと。
掌は、完全に汗をかかなくなった。どんなに熱くても、手先に集中しても、若干温かくなることはあっても、汗ばんだりはしない。むくみも昨日より改善。
ちなみに、脇の下も、熱っぽさはなくなっていないけれど、汗は書いていない。さらさら。
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