300_こだわり

ある人が大そう高価な宝石を持っていました。
強盗がその人の家に入り、
「その宝石をよこせ」と言いました。

その人は、
「あぁ、いいよ」と言って渡しました。

ところが、しばらくすると、同じ強盗が戻ってきて
「これを返す」と宝石を返しました。

すると、その人は
「あぁ、そうか。もらっておこう。
何か代わりに欲しいものはあるか?」と聞きました。

そして、強盗は言いました。

「これだけ高価な宝石を人にやっておきながら、
 ちっとも惜しがらないお前の心が欲しい」


私も、こんな心が欲しいです。
物事に執着することなく、こだわらない心が欲しいです。
お金や宝石を持っていないが故に盗まれることはありません。
沢山の地位や財産を持っていれば、それなりの喜びはあるかもしれませんが、
失う心配もありますし、それらをめぐって争うこともあります。

先週末は、新しいちょっと高価な夏服のスーツを買いました。
しかし、今日、そんなスーツを着ていたら、汚しはしないかと心配してしまいました。
だったら、普段着のような自由に着れる安価なスーツがいいと後悔しました。

こだわらない心を持つことが出来たら、心はずいぶん、平和になることでしょう。
もちろん、生きていく上で、こだわりは大切なことだとは思いますが、
何にこだわるべきか、そして、何にこだわってはいけないかを知ることが、
人生を自分らしく、生きていく上で、大切なことだと最近、思うのです。


強盗に高価な宝石を惜しむ気もなく与え、返しにきた時は、
何事もなかったかのように受け取る。
物を持っていないことが、貧しく生きているのではなく、
あれば、たった一つ、一つを、有難く頂き、大切に使う。
取り上げられれば、それはそれで、有難く生きる。

そんな、こだわらない心を持ち続けていきたいと日々考えています。

吃音も同じではないのでしょうか

どもっても良し、どもらなくても良し。
そんなどもりをこだわることなく、素直に受け止めて行くとき
心のこだわりがなくなり、どもらなくなるように思えるのです。

何にこだわるべきか、そして、何にこだわってはいけないか

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吃音関連
2009/05/14




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