東京大学と共同で研究シンポジウムを開催しました
いささか旧聞のきらいもあるのだけれど、本09年1月22日、東京大学と産学連携共同研究シンポジウムを開催した。
タイトルは「情報技術の未来とITベンチャー/大学の役割」。
http://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/kigyou/seminar/090122venture.html
ソニーコンピュータサイエンス研究所の所長である北野宏明さん(東大の客員教授も兼任されている)に基調講演を、また、メタWeb研究所社長の鈴木潤一さん、SIGHT ENTERTAINMENT JAPAN社長の斎藤武一郎さんに、ITベンチャーの現場からということで、話をしていただいた。
その後講演者の皆さんと、産学連携本部の各務教授、わたし五内川も交えて、パネル・ディスカションを行うという構成だった。
本シンポジウムを開催したのは、「100年に一度の経済危機」にあって、この危機の先にどのようなIT技術の進歩があり、社会的インパクトが待ち受けているのか、ということを、この機会に改めて考えてみたかったからである。
簡単に内容を振り返ってみよう。
北野さんからは、IT技術をどのような分野に応用していくか、その出口が重要だということで、グローバルかつマクロな視点からスケールの大きいお話をいただいた。
米国オバマ新政権の科学技術戦略、現在の地球温暖化をはじめとする環境問題、ご自身のシステムバイオロジー研究など多岐な事例も交えて、コンピュータの解析能力がどのような問題に適用されるべきか、あるいは実際に応用が可能になってきているのか、といった点で興味深いお話を聞くことができた。
続く鈴木さんからは、システム構築とデータ処理の歴史を振り返って、本当に必要なデータとは何か、それをまだIT業界は提供できていないのではないか、という問題提起をいただいた。現状はテキストデータをかろうじて管理する技術ができたばかりであり、各個人にあわせた自分自身のためのデータをどう扱うかがこれからの課題だ、ということである。
斉藤さんからは、ハリウッドでの経験をもとに
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